ザッカンザッキ

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書いてストレス発散。脳みその中身を気まぐれに吐き出すブログ

人気YouTuberとか、皆が見たかった世界なの?

昔々、テレビはCMやスポンサー獲得に血眼になり、人気タレントと呼ばれる特技もないがちょっと顔の良い人による宣伝が横行し、ユーザ目線の軽視やあまりの商業メディア臭さから、ユーザから見放されていった。

 

テレビという土地を離れていったユーザはネットの世界に逃げ込んだ。

ネットには、CMやスポンサーという鬼は見当たらず、配信者と視聴者がニッチな趣向全開で、わちゃわちゃとじゃれ合うだけのミニマムコミュニティが多数ある世界だった。

 

ネットの住民は皆、「商業利害のない、純趣味趣向の世界が幸せ」だと感じていた。

 

そんな世界の変化から幾年と経た現在、

 

ネット配信でテレビの人気タレントの様な配信者が多数現れ、その人気タレントは、ニッチなニーズを満たすのではなく、よりマスのニーズを模索し、いかに大衆に求められているものを提供するかを血眼になって模索している。

多くのユーザ人気を勝ち取ったネット配信者には、企業のスポンサーがつき、企業の売り出したいアプリを、大げさに盛り上がりプレイしながら、ユーザーの携帯にインストールさせようと宣伝してくる。

 

 マスメディアという土地を逃げ出し、ネットに逃げ込んだ先の移民達は、今のネットの世界をどう感じているのだろうか。