キャンバスに思考が支配される
紙に絵でも文字でも図でもなんでもいいが、考えをアウトプットしていると、だんだん書く範囲が広がっていき、いつかは紙の端っこが来てそこで思考が止まってしまう。別の紙に書き足したところで、それはなんだか別グループの思考になってしまう。
デジタル(PC)になって、無限のキャンバスを手に入れたと錯覚をするが、実際書いてみると一定の範囲が画面内に見えてるだけで、短くなるスクロールバーとともに画面外に書いたものが追いやられていく。
画面外に追いやられたアウトプットは、脳みそからも外にはみ出してしまい、うまく脳みその中でまとめられるのは画面に見えてる範囲だけとなってしまう。
俺の思考は入力フォームに制限されている。
俺の思考の最大範囲はディスプレイサイズ。
思考がキャンバスを突破できない。
キャンバスに思考が支配されている。