松屋が俺に冷たい件
実は私は松屋の株主です。
まぁ、そんな偉そうなもんじゃなくて、1単位の株を証券会社で買って持ってるだけです。
松屋の株はおすすめです。
何がおすすめかというと、株主優待です。
↓これ
松屋の株を1単位(100株)持っていると、毎年、株主優待という名の無料お食事券が10枚もらえます。
だいたい松屋の株は時価で40万円くらい。1食平均600円くらいとすると、約6000円分くらいのお食事券が毎年GETできるという算段。
銀行に40万貯金しているくらいなら、松屋株にしておけばお得です。
松屋の優待はとても良い制度で、牛めしにカレギュウに牛焼肉定食などいつも美味しく頂いております。
おりますが・・・
松屋が俺に冷たい件
事件は現場で起きているんだ!
という事で、このとてもありがたい優待券を使うことで逆に辛い目に度々あっている現場を詳細に伝えたい。
1.恥をかく株主
まずは、この優待券の使い方の説明になるが、この紙を店員に渡して口頭で食べたいメニューを注文するって言うのが株主の基本スタイルになる。(本当は紙の裏に希望メニューを書くというルールがあるのだが、大体松屋に行くのにいちいちペンなんか持ってないので口頭注文になる。)
一般人の松屋入店スタイルは、入店したら真っ先に券売機に向かうのが基本行動となるが、ここで、株主との行動ギャップが生まれる。
優待券を持って入店する場合、券売機に目もくれず座席に一直線に向かうことになるが、すると店員に「おいおい、券売機も知らない松屋素人が来やがったぜ・・・」とか「食券の行列をすっ飛ばして、変な客がズカズカ中に入ってきやがったぞ・・・」という店員の不審な視線を浴びる事になる。アグレッシブなおばちゃん店員なんかだと、「お客様~、食券をお買い求め下さい~」なんて大声で言われてしまい恥をかく。
「俺は株主だ」というプライドでなんとか店員のプレッシャーを跳ね除けるが、ここで少し心が折れそうになる。
2.気付かれない株主
店員の不審な視線にあわない入店パターンもある。
店員が厨房に入り込んでいるタイミングで入店すると、1の問題は回避できるのだが、株主はまた別の苦労をすることになる。
松屋の券売機は食券を買うと、厨房に何を注文したかが瞬時に連携して通知される。
これで、客が着席して数十秒程度で牛めしが提供されるという優れたオペレーションになっている。
今一度繰り返しとなるが、株主は券売機で注文しない。
厨房で必死に他客のメニューを作っている店員に対し、ズカズカと座席に一直線に向かう株主。
起こる結果は、放置である。
他の客のメニューが完成して、店員が配膳に出てくるまで待つのが安全策だ。
店員に声を掛けろよといわれそうだが、松屋の厨房はだいたいお客様から見えないように奥まっている。お客様への素晴らしい配慮だ。おかげで、ちょっとやそこらの声では厨房に届かないので、店員を呼ぶ場合にはかなりの大声が必要になる。「ズカズカと店に入り食券も買わず着席し大声で店員を呼ぶ客」という状況は、他の客から(なんだこいつ・・・)という白い目を浴びることになりリスクが高い。
やはり、店員が出てくるのを待つというのが株主の安全策だ。
3.来るべきものが来ない
他客の配膳に来た店員をすかさず捕まえて、なんとか注文を通す。(注文が立て込んでいると10分くらい現れないこともある)
これで一安心だ。店員は急いで、株主様のメニューを作りに厨房に駆け込む。キビキビして、いい動きだ。
「おい!水(コップ)がないよ!!」
券売機の注文で来客を察知する松屋の店員は客の食券をもぎりに行くタイミングで水を合わせて持ってくるオペレーションになっている。
不意に現れた株主にもちろん水は用意されていない。
水をもらうために、再び他客の配膳でカウンターに現れる店員を待つことになる。
4.通らない注文
ブラウンソースエッグハンバーグ定食が美味しい。
美味しいのでよく注文する。
口頭でだ。
「ブラウンソースエッグハンバーグ定食、ご飯大盛り」
5分~10分程度(券売機でメニューが厨房に連携されないため、食事作成の着手は口頭注文をしてからとなるため、ラグが大きい)待つと、ようやく到着。
店員「ブラウンソースハンバーグ定食、ご飯大盛りです。」
エッグどこいった!?!?
このメニューだけは、本当に通りにくい。
直近の戦績は3戦して0勝3敗だ。
ブラウンソースエッグハンバーグ定食というメニューは、幻なのではないかと最近思うようになってきた。
隣で食券購入してる一般客は、ブラウンソースエッグハンバーグ定食食ってるけどな!!
以上である!
物言う株主として、株主に冷たい松屋の現場を経営層に強く訴えたい。