中途半端な趣味の落とし所に困る
最近、衰え気味だけど、自分は活字の本を年間50冊くらいで、それを何年も継続するくらいは本を読んでた。
昨今の若者も年寄りも、どちらも本当~に本読まないから、それくらい本読んでたら、一般社会では「読書家だね!」ってよく言われるんだけど、俺はなんとも言えない顔になる。(´・ω・`)
自分は自分用の読書記録として、読書メーターに登録してるんやけれども、
読書メーターには、本物の活字中毒がゴロゴロいて、年間100冊や200冊、果ては、年間1,000冊くらい読むような頭のおかしいレベルの本の虫がいる。
趣味は比べるものじゃないし、読書は冊数じゃない。
それは理屈としてわかってるけど、やっぱそういう強者を目の当たりにしちゃうと、自分の読書量なんてカスのレベルなのは否めない。
要するに、読書が趣味です!と自分が胸張って言えないという事。
(別に、後ろめたいものは何もないけれど、とてもとても趣味と呼べる程のもんではないですわ・・・って感じ)
そういえば、昔、とある小説家が言ってたけど、
例えば江戸時代を舞台やテーマにした小説を書く時は、江戸時代に関する本を1,000冊くらい読んで、本を書くんだって。
なまじそういう情報を知っているもんだから、年間50冊読んでます!って状況が、自分で「しょぼ」って思ってしまう。
まぁ、別にだからといって読書をしなくなる事も別にないし、別に周りにひけらかすこともない状況なんだけど、
なんかこの「読書」という趣味と言うまでに至らない行為が、日の目を見ず成仏できない浮遊霊の様に自分の周りをさまよっている。
うまく言うなら「娯楽」「暇つぶし」かな、というところにするんだけども、ちょっと自分でも趣味と言い切れずわざと貶めてる感じになって、
どうも落とし所として、しっくり来ない感がある。