なぜ頭が悪い人ほど頭を使いたがるのか。
職場のCさん、私より後輩。着任して半年くらい。
Cさんが電話を取って、「お客様から、システムが壊れてうまく動かないって言ってます。何を聞けばいいですか?」と聞いてくる。
俺は「いつ、誰が、何をして、そうなったか、あとエラーメッセージとか、●●のIDと、▲▲の情報聞いておいて。」と言って、対応してもらう。
無事対応を終えて一段落した時に、今後自分ひとりでも対応ができるように教えてあげる。
俺「共有フォルダのこの場所に、この顧客のシステム障害の時のヒアリング事項まとめてあるから、もし申告があったらここを見て対応しようね。」
Cさん「はい、わかりました」
~数日後~
また同じような申告の電話をCさんが取る。
Cさん「お客様から、システムが壊れてうまく動かないって言ってます。何を聞けばいいですか?」と聞いてくる。
俺は「いつ、誰が、何をして、そうなったか、あとエラーメッセージとか、●●のIDと、▲▲の情報聞いておいて。」と言って、対応してもらう。
無事対応を終えて一段落した時に、今後自分でも対応ができるように教えてあげる。前も教えた気がするが・・・
俺「共有フォルダのこの場所に、この顧客のシステム障害の時のヒアリング事項まとめてあるから、もし申告があったらここを見て対応しようね。これ前も教えなかったっけ?」
Cさん「教わったんですが、共有フォルダの場所忘れちゃって・・・」
俺「ま、人間だもの忘れちゃう時もあるよね」
Cさん「頭悪くてすみません。」
俺「おk。気にしない。忘れるのは罪じゃないが、忘れた時のためにメモを取ろっか。」
~数週間後~
また同じような申告の電話をCさんが取る。
Cさん「お客様から、システムが壊れてうまく動かないって言ってます。とりあえずヒアリングしてみますね。」と言っている。
少し成長したようだ。俺は少し安心して「いつもの聞いといて。」と言って、対応してもらう。
無事対応を終えて一段落した時に、ヒアリング内容をおさらいしてみる。
俺「あれ?事象がいつから発生しているかと●●のID聞けてないね。。」
Cさん「あー、聞くの忘れてました~。」
俺「ま、人間だもの忘れちゃう時もあるよね」
Cさん「もう何度も対応したんで、ヒアリング事項暗記できたと思ってました。頭悪くてすみません。」
俺「おk、忘れるのは罪じゃない。でも、忘れた時のためにとりあえずその種の申告があった時は、一応毎回共有フォルダのヒアリングシートを開きながら対応しよっか。」
Cさん「共有フォルダのパスってどこでしたっけ?」
とりあえず、その3バイトくらいの記憶容量しかない頭に過多な情報を入れようとするな!
「聞いたことはメモれ!」「共有フォルダを開くという行動もメモっとけ!」
その3バイトの記憶容量には「メモを見る」って命令だけ入れとけ!
って思ったけど、私は仏。
共有フォルダのパスを教えて、トイレの個室に逃げ込んだ。